離婚後に公的支援制度を利用しています

幼い頃継父から暴力を振るわれながら複雑な家庭で育った夫が、自分だけでなく息子にまで暴力を振るようになり…

DV

私は去年、約10年間連れ添ってきた夫と調停離婚しました。別れた夫は複雑な家庭で育った人で、幼い頃は継父から暴力を振るわれてばかりいたようです。自分が辛い思いをして育ったため、暴力はいけないという気持ちを持っているようではありますが、酔っ払った時や腹が立ったりした時に、タガが外れたように暴力を振るうことがしばしばありました。
その暴力の矛先が私にだけ向けられていた時は、私さえ我慢すれば何とかなると考えていました。しかし、幼い息子にまで夫が暴力を振るうようになったので、このままでは家庭の中がおかしくなってしまうと思いました。まだ幼い息子が、いつ父親の拳骨が飛んでくるかとビクビクしながら生活している様子を見て、このままの生活を続けていると、息子もまた暴力を振るう大人に成長してしまうかもしれないと不安になり、夫と別れることを決意するに至りました。

家庭裁判所に調停の申立てを行い、息子の親権を取って離婚することができたが、仕事が見つからない現実

しかし、別れて欲しいと頼んでも夫は全く同意せず、暴力が逆に激しくなってしまったため、息子と2人で家を出て、家庭裁判所に調停の申立てを行いました。すんなりと調停がまとまったわけではありませんが、結果的に私が息子の親権を取って離婚することができたので、これでよかったと思っています。
調停の際に、息子が成人に達するまで、毎月3万円の養育費を夫が支払うという約束がなされました。今のところは、毎月滞りなく養育費が振り込まれていますので、その点では別れた夫に感謝しています。
しかし、現実的なことを考えると、月に3万円では生活していくことができません。夫と別居した直後に仕事を探してみましたが、10年近く専業主婦だった無資格のシングルマザーを雇ってくれるような会社は1社もありませんでした。でも、生活していくためという理由で、子供にまで暴力を振るう夫と一緒に暮らしていくことはできません。

母子家庭を対象とした公的支援制度を利用し、児童扶養手当や医療費補助を受けることができ、さらに資格取得へのサポートも用意されている

調停の場でそのような経済的な悩みを調停委員さんに相談してみたところ、母子家庭を対象とした公的支援制度のことを教えてもらうことができました。自分自身がそのような立場に置かれてみるまで、母子家庭向けの公的支援制度があることなど全く知りませんでしたが、様々な支援制度が用意されていました。
離婚後に市役所へ出向いて受給手続きを取ったのですが、児童扶養手当や医療費補助を受けることができています。また、私が介護福祉士資格を取得するための教育訓練給付金も受けることができているので、とても助かっています。これからまだまだ大変なことがあるでしょうが、公的支援制度があるおかげで何とか頑張っていけそうです。